フクロウの棲む
豊かな森を次世代に
認定NPO法人
鎌倉広町の森市民の会
について
認定NPO法人 鎌倉広町の森市民の会(旧「広町の森市民協議会」)は、鎌倉市と協力しながら、「鎌倉広町緑地」の保全・維持管理を行っている団体です。
「自然とふれあう場を守りたい」「子どもたちに自然のすばらしさを伝えたい」という思いのもと、行政等と連携し、市民が主体的に参画できる活動を行っています。
会の運営は、会員数約550名(2026年1月現在)の一般市民に支えられています。田んぼや畑、森、散策路、自然観察、かまくら緑の探偵団など、里山復元活動を基盤に、自然を「守る」だけでなく、「関わり、学び、次へつなぐ」取り組みを続けています。
1970年代の宅地開発の波の中で、約30年にわたる市民運動によって守られてきた広町緑地は、2015年4月に都市林(※)として正式に開園しました。
当会は、公園開園の翌年である2016年から鎌倉市公園協会と協働し、「鎌倉広町パートナーズ共同事業体」を結成。共同事業体の指定管理団体として広町緑地の管理運営に参画しました。
2024年度からは、当会が単独で指定管理者を担っています。
広町緑地の貴重な自然を未来へ引き継ぐとともに、都市林ならではの新しい環境保全のかたちを、地域の皆さまと共に発信していきます。
※都市林とは
主として動植物の生息地または生育地である樹林地等の保護を目的とする都市公園
団体概要
| 名称 | 認定特定非営利活動法人 鎌倉広町の森市民の会 |
|---|---|
| 設立 | 2002年1月 |
| 住所 | 神奈川県鎌倉市津1133番地 鎌倉広町緑地管理事務所内 |
| 連絡先 | TEL:0467-32-5112(8:30〜17:15) |
| お問い合わせ |
団体目的
鎌倉市が都市公園法に基づき広町緑地に設置する「都市林」 (以下、都市林公園と呼ぶ)において、次のような市民の願いを反映させる事業を行い、 後世に伝えることを目的としています。
- 優れた自然環境、生き物たちとのふれあいの場にしたい。
- 子どもたちに自然のすばらしさを知ってもらう場にしたい。
- 鎌倉の歴史と緑を愛するすべての人々の参加の場にしたい。
- 鎌倉の歴史的遺産と景観を守りたい。
具体的には、都市林公園に係る緑地の保全と維持、管理、利用について、市民が主体的に参画して活動する体制を行政等と協力して確立し、人々と自然がふれあう場、次代を引き継ぐ青少年の環境教育を支援する場所づくりを推進しています。
理事長よりご挨拶
希望のある社会とは何なのか。教育とは何なのか。 僕はここ鎌倉広町緑地での活動を通じて、自分なりの答えを見つけられているように思います。
かつて、この緑地は宅地造成計画が立ち上がった時、地元住民を中心とした保全運動によって守られることとなりました。僕はそのような歴史があったことを、しばらくして知りました。
緑地を知ったきっかけは、娘たちが「かまくら緑の探偵団」を通じてこの緑地で遊ばせてもらったことです。
のちに、僕自身は5つの会(田んぼの会、畑の会、森の会、自然観察の会、散策路の会)のボランティア活動で田んぼの作業に加わっています。自然のなかで多様な方々と出会い、ともに汗をかくことが習慣となったことは、僕の人生のなかで幸せなご縁のひとつです。
そこには、保全運動をされていた先輩達が今も一緒に活動していて、時折、保全の歴史についてそれぞれが持つ記憶を語ってくださいます。何度も、何度も。僕はそれを聞くのが好きですし、先輩方が後世に語り継ぐ姿は、とても幸せな営みのように見えます。
先輩達が多くの困難を経て残したもの。
僕らの世代はそれをあたりまえのように享受できています。
でも、それはあたりまえではなかった、ということを先輩達から教わるのです。
僕はこう考えるようになりました。
希望というのは、先人が次世代に受け継ぎたいと願うもののなかに宿る。そして、受け継いだものをさらに次の世代へと繋いでいくことこそが、教育の本来のあり方なのではないか。
希望のない社会や教育の閉塞感は、社会が「後世に残したいもの」を持てなくなったときに顕在化するのではないか、と思うのです。この広町緑地では多様な動植物が生息・生育し、多様な考え方を持った人々が関わっています。
そこに足を踏み入れれば、きっと皆さんも色々なことを感じるはずです。
そして、その感じたことは皆さんそれぞれの生き方に具体的な言葉や身体感覚への影響をもたらします。
その魂のこもった体験をそれぞれの方法で後世に残していくことが、希望のある社会や教育の未来を作っていく、と僕は信じています。
認定NPO法人 鎌倉広町の森市民の会
理事長 滝沢 亮
役員
| 理事長 | 滝沢 亮 |
|---|---|
| 副理事長 | 甘粕 さつき 平岩 由夫 |
| 理事 |
上村 文次 鵜川 幹 大田 真人 小坂 泰子 酒井 房次郎 柴田 信之 西田 哲治 望月 高明 森田 邦彦 渡邉 敦 |
| 監事 | 佐屋 利明 山田 正夫 |
年次報告
①事業報告書 / ②活動計算書 / ③貸借対照表 / ④財産目録 / ⑤監査報告書
最新号
バックナンバー
総会報告
特定認定非営利活動法人 鎌倉広町の森市民の会の2025年度総会が次のように終了致しましたのでご報告いたします。
日時:
2025年5月25日(日)14:00~15:00
場所:
腰越行政センター多目的室
参加者:
正会員143名中、出席者23名、委任状提出者54名、計77名の出席により過半数の出席が確認され、総会は成立しました。
議案:
第1号議案:2024年度事業報告
第2号議案:2024年度決算
第3号議案:2025年度事業計画
第4号議案:2025年度予算
第5号議案:定款変更
第6号議案:会費細則
以上の議案について、活発な議論が行われた上で、全議案が満場一致で承認されました。
鎌倉広町の森市民の会の歴史
「鎌倉広町の森市民協議会」設立
都市林としての開園を目指す中で、貴重な自然を守るための市民組織として設立。維持管理活動の体制がここから築かれました。
NPO法人化
特定非営利活動法人として法人格を取得。
認定NPO法人へ
会員数が1,000人を突破。鎌倉市で第一号となる認定NPO法人として認定されました。
名称変更と受賞
「神奈川地球環境賞」受賞。名称を「鎌倉広町の森市民の会」に変更。
指定管理者として活動
環境大臣賞受賞。「パートナーズ」を組織し、広町緑地の指定管理を開始。
単独指定管理者へ
市民の会単独で広町緑地の指定管理を担う。